しょうゆもの知り博士の出前授業
 日本醤油協会では「食育」推進の一環として、しょうゆのことなら何でも知っている「しょうゆもの知り博士」を全国の小学校に派遣して、「しょうゆフシギ」について体験的に学ぶ出前授業を行っています。
 
 2014年10月28日に佐賀県唐津市にある大志小学校で出前授業が行われました。大志小学校の校長先生のブログでも紹介されています。
 
 弊社開発部開発二課係長の山下寛がしょうゆもの知り博士となり、小学校3年生63名に日本の伝統的な調味料であるしょうゆについて学んでもらいました。
「しょうゆの香りの成分は何種類?」
 ホットプレートにアルミを敷いて、その上に刷毛でしょうゆを塗ると、香ばしい香りが教室に漂います。
 児童たちに塗ってもらい、その香りをかいで、香りのイメージを発表してもらいました。
 「焼きおにぎり」、「みたらし団子のたれ」、「イカ焼き」など、しょうゆの香りをかいだだけでいろんな食べ物のイメージが広がったようです。
 そのあと「しょうゆの香りの成分は何種類?」というクイズを出題し、(1)20種類、(2)150種類、(3)300種類の中から正解だと思う答えに手を挙げてもらいました。
 正解は300種類です。この香りの成分の中には、モモやバニラ、コーヒーなどと同じ成分もあります。さまざまな香りの成分があわさることで、しょうゆのおいしい香りとなるのです。
「しょうゆの原料は何だろう?」
 しょうゆの原料は「大豆」+「小麦」+「塩」そして、「麹菌(こうじきん)」です。
 原料のしょうじ麹(こうじ)と大豆を触っているところです。  試験管の麹菌を熱心にのぞきこむ児童たち。
「しょうゆのもと(諸味)はどんな味?」
もろみの発酵過程
 
 6ヶ月間発酵させてできあがったもろみを濾布(ろふ)と呼ばれる布に入れて、しょうゆをしぼる実演を行います。
 
(1)できあがったもろみ
(2)もろみをしぼったもの
(3)売っているしょうゆ

 この3種類を味わってみます。 
 
 「しょっぱーい」、「すっぱい」、「苦い」、「濃い」、「おいしい」、「こっちが好き」と率直な感想が飛び交います。
「しょうゆは何色?」
 しょうゆは、黒、茶色のイメージですが、しぼったばかりのしょうゆはきれいな赤色をしていることが分かります。
 
 香りをかいだり、原料を見たり、触ったり、味わったりすることで、身近な調味料であるしょうゆを深く知ることができたようです。
 日本醤油協会では実施小学校を大募集しています。
 日本の伝統的な食文化について学ぶ「食育」のひとつとして 「総合的な学習の時間」にピッタリのほか、 家庭科、社会科、理科の授業でもためになる内容です。
 詳しくは、しょうゆ情報センターWEB「しょうゆ食育プロジェクト」をご覧ください。