その16 かぼちゃのヒミツ
【かぼちゃ】南瓜 
カロチン、ビタミンC・B1・B2をバランスよく含む、緑黄色野菜の代表『かぼちゃ』。ふだん目にするかぼちゃには、表面がボコボコして黒い日本かぼちゃと、表面がボコボコしておらず、ほっこりした口当たりが特徴の西洋かぼちゃの2種類があります。名前の由来は、中央アメリカ原産のかぼちゃが戦国時代(16世紀)にポルトガル船によって九州に伝えられたとき、「カンボジアに生じたもの」と伝えられ、それが転じて『カボチャ』になったと言われています。
「冬至にかぼちゃを食べると病気にならない」という言い伝えがありますが、これは冬至の頃になると野菜が不足するので、保存性の高いかぼちゃでビタミンを摂ろうという先人の知恵。また、寒さに弱いかぼちゃはこの時期を過ぎるともたなくなるので、冬至までに食べきったほうがいい、という意味もあるそうです。
『かぼちゃ』に合う具材を教えてください、とのご依頼をいただき、知恵をしぼって試作しました。
今回の味噌汁のコンセプトは、かぼちゃの煮物。ごま油で炒めた挽き肉が、かぼちゃの味をひきたてます。月末のハロウィンにあわせて、かぼちゃの味噌汁はいかがですか?
 かぼちゃ味噌汁の作り方 
●材料● (8人分)
かぼちゃ…1/4個
豚ミンチ…200g
レタス…1/2玉
だし(粉末)…5g
味噌…小さじ4 1/3

1.かぼちゃをひと口大に切る。レタスは食べやすい大きさにちぎる。
2.面取りしたかぼちゃをだし汁でゆでる。
3.ゆであがったら、味噌を溶きいれる。
4.ごま油で豚ミンチを炒める。
あらかた火が通ったところでレタスを加えて、さらに炒める。塩・こしょうで味をととのえる。
★ブラックペッパーで調味すると、新感覚の味噌汁になります。
5.レタスがしんなりしたらBに加える。
できあがり
 食べた感想 
前川(味噌研顧問)
ごま油の風味がよく、とてもおいしかったです
油分があるとカラダが温まるので、秋から冬にかけてぴったりの味噌汁だと思います。
宮島
かぼちゃの甘味は味噌と相性がよいので、とてもよい具材だと思います。
今回の作品ではひき肉、レタスと合わせてありましたが、どうもこの組み合わせがよくないように感じました。好みの問題ですが、汁の表面に炒め油が浮いた味噌汁は感じがよくないし、レタスのさっぱりした風味も、この組み合わせでは生きていないと思います。
前田
南瓜と、レタス、我が家の食卓によく出てくる具材です。ただちょっと違うのは、レタスがごま油炒めになっていたこと。ごま油の風味が食欲をそそりましたが、食べてみると、ちょっと油ぎつい!レタスの食感はいいんですけど、彩りなら、朝の食卓には油炒めしないレタスがいいな。
ちなみに、我が家の味噌汁の彩りには、自家製オクラとニラです。オクラを切って浮かべると、お星様みたいできれいですよ。
平野
レタスのシャキシャキ感が残っていたので、おいしく頂きました。挽肉も入っていたし、スパイスもきいていたので味噌汁っていうか、味噌仕立てのスープのような感じでした。
ちょっと脂っぽいかな・・・ 家でも作ってみます。
今回の具材を聞いて、正直、『どうなんだ?』って思ったのは、やっぱり私が年寄りな証拠だったんだなぁ・・というのが試食をしてみて一番感じたコトでしたねっ(>_<)
でも実際食してみると、お肉を炒める時にゴマ油を使ってあったので食欲をそそる香りだし(個人的に・・)、そこにサッと炒めたレタスがトッピングされていたのも、なかなかのアイデアだったと思います。 ちょっとした、“洋風味噌汁?”って感じですかねっ! しっかし、ブラックペッパーとは恐れ入りましたm(__)m。 味噌汁、万歳っ!!!
堀内
胡麻油とブラックペッパーのおかげでちょっとかわった味噌汁を味わうことができました。
廣渡
普通に作ってもおいしい『かぼちゃ』の味噌汁ですが、顧問の知恵を拝借して、さらにおいしい味噌汁ができました。
今回の味噌汁のポイントは、ブラックペッパーのピリッとした辛さです。じゃがいもの味噌汁にも合うのではないかと思います。
これからも、具材の開拓に力を注いでいきます★
参考文献  / 基本のお料理ブック:株式会社オレンジページ
食材図典:小学館
調理用語辞典:樺イ理栄養教育公社
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