その18 柚子のヒミツ
【ゆず】柚子
 中国原産のミカン科の常緑低木。栽培かんきつ類の中では最も耐寒性があり、広い地域で栽培されています。果肉は酸味が強く生食には適しませんが、香りが高いので果実やつぼみを香味料として利用します。
 昔から、冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない、あかぎれに効く、などと言われます。また、ビタミンCのお陰で肌がスベスベになるとも。。。寒い冬の夜、香りを楽しみながら心身ともにリフレッシュできる先人の知恵です。
 普通は、吸物の吸い口として使用する『ゆず』。味噌汁との相性はどうでしょうか?
 と思っていたら、自社製品にこんな商品がありました。
「田楽などにご利用ください」といって売り出している【柚子みそ】で味噌汁を作ってみました。
 この試作がうまくいったら、「味噌汁、田楽などにご利用ください」と言って売り出します!!
 柚子の味噌汁の作り方 
●材料● (4人分)
柚子みそ・・・適量
柚子・・・1個
とうふ・・・1丁
三つ葉・・・1束
だしパック・・・1袋

1.材料を用意する。
2.柚子を切る。
 (右はせん切り、左は松葉。お好みの切り方でどうぞ。)
3.だし汁に、とうふ、三つ葉を入れる。
4.『柚子みそ』を少量ずつ加え、好みの配合量を探す。
できあがり
 食べた感想 
前川(味噌研顧問)
柚子のいい香りのする味噌汁でした。
ただ、『柚子みそ』だけだと味が薄かったので、ちょっと薄めに味噌汁を作ってそこに『柚子みそ』を加えるようにすれば、柚子の香りが楽しめるおいしい味噌汁になって良かったと思います。
印丸
香りがよく、味も柚子のエキスがよく出ていた。
好みの量を探すのが難しかった。
瀬戸
匂い: 柑橘系の匂いがして、食欲がない時は結構いいかもしれません。ワカメとかに柚子味噌をそのままかけてもおいしそうですね♪
味: たくさん入れないとなかなか味噌の味がしないので、たくさん入れたら、柚子味噌に入っている甘みと酸味の成分が味噌の味以上にきつくなりました。甘酸っぱくてしょっぱく、なんともいえない味でした。
 今回の味噌汁は「う〜ん?」という味でしたが、柚子を味噌汁に入れるなんて考えたこともなかったので、味噌汁に色々な具を入れるチャレンジにはびっくりします。この繰り返しがいつしか思いがけないヒット作になるかも?味噌汁の新境地が見つかるといいですね。
坂田
『柚子みそ』が少量では、風味自体変化がなかった。かなりの量を入れたので、味噌汁としては不経済だと感じた。
味は、おいしくはない。。。
前田
薄くするとまずくて食べられない。濃くするとおいしくない。
どちらにしても、味噌汁としてはかなりの冒険だったと思います。
堀内
うーん、柚子の香りはいいけれど・・・・・・
率直に言って、おいしくなかったです。最初の一口は物珍しさもあって、いけるかもと思ったのですが、最後まで飲み干すのはつらかったです。
廣渡
『柚子みそ』を溶いて味噌汁を作る、という発想自体はよかったと思うのですが、今回の敗因は、『柚子みそ』に酢と砂糖が入っていることを忘れていたことでした・・・。甘酸っぱい味噌汁という、生れてはじめての経験をしました。
しかしながら、『柚子みそ』という商品があるくらいですから、味噌と柚子の相性は悪くはないと思われます。通常の味噌汁に柚子皮を浮かべたらおいしく食べられるのでないでしょうか。
やっぱり『柚子みそ』は、田楽などにご利用ください。
これからも、具材の開拓に力を注いでいきます★
参考文献  / 基本のお料理ブック:株式会社オレンジページ
食材図典:小学館
調理用語辞典:樺イ理栄養教育公社
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