第4回 熊本県味噌汁
 馬刺しや辛子れんこんが有名な熊本県ですが、今回の研究対象としたのは『太平燕(たいぴーえん)』。熊本の名物料理ではありますが、名前から分かる通り中華料理です。中国福建省に起源があるらしいこの料理は華僑によって日本に伝えられ、なぜか熊本地方にしか広まらなかったようです。
 具材のメインは春雨。これに、ちゃんぽんのように野菜や肉、かまぼこ、魚介類などが加わりますが、春雨以外の具材については店によって千差万別のようです。そして、トッピングに忘れてはならないのがゆで卵。スープは鶏がらスープが一般的です。今月は、華僑の味の味噌汁を作ってみました。
 熊本県味噌汁の作り方 
●材料● (4人分)
春雨・・・50g
白菜・・・1/8個
シーフードミックス・・・適量
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(中華風のものであれば尚良い。)
うずらの卵・・・4個
味噌・・・小さじ4
ポークエキス(粉末)・・・10g
今回は
「あじわい甘塩
合わせ味噌」
を使用しました。
1.春雨を湯でもどす。
2.具材を食べやすい大きさに切って炒める。
(うずらの卵は炒めない!!)
3.具材に火が通ったら、鶏がらスープを注ぐ。
4.もどした春雨を加える。
5.火を止めて味噌を溶き入れる。
できあがり
  食べた感想 
 熊本って、中華料理店が多いんですよね。『太平燕』が熊本にしか広まらなかったのも、そういった理由からかもしれません。
 『太平燕』を食べたことはありません。だから、本物と比べて・・・というわけではないのですが、『太平燕味噌汁』はもう一味何かが足りないように感じました。肉系の旨味でしょうか??ポークエキスパウダーを使ってあったようですが、豚肉を入れていたらまた違ったおいしさがあったと思います。
 『太平燕』というものを食したコトがないので、興味はあったものの「・・・んっ?」って感じでした。想像だけで判断すると、もっと汁気があってどうにか味噌の風味がすれば『太平燕』っぽかったんでしょうか?
田口
 ヘルシーな味噌汁でした。春雨を使ってあったので、時間が経っても麺がのびることがなく食べやすかったです。
辻 
 まさに未知との遭遇タイピーエン!斬新な味噌汁でした。具の春雨はのびないので、他にも使えるかなっと思いました。野菜が具沢山で食べごたえがあり、おかずになる味噌汁でした。
小宮
 春雨の代わりにマ○ニーちゃんを入れて食べると、歯ごたえが出てより一層おいしくなりそうでした!!
宮田
 もはや味噌汁ではありませんでしたが、とてもおいしかったです。単品で軽い食事に向いてますね。汁が少なかったのは計画的なのかハプニングなのか分かりませんが、あの味噌汁らしからぬ第一印象が好きになりました。
 『太平燕』自体を食べたことがないので、機会があったら食べてみたいです。
石崎
 『太平燕』という料理を知らないまま『太平燕味噌汁』を食べてしまったので、『太平燕』とはそういうものだと思い込んでしまうほど味噌汁とマッチしていました。
 特に春雨と味噌が相性抜群だと思いました。個人的にいち押しです!
堀内
 なんだか、何かが足りないと思わせる味噌汁でした。それが何かわからないのは『太平燕』を食べたことがないからなのでしょうか?
廣渡
 試食者の中に『太平燕』経験者が一人もいなかったので、「こんなのは『太平燕』じゃないっ!!」と怒り出す人はおらず、みんな「これが『太平燕』かぁ・・・ふぅ〜ん」みたいなムードでした。
 熊本に住んでいる方、または『太平燕』と聞くと胃袋が反応してしまう熊本出身の方に食べていただきたい味噌汁です。
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