第20回 奈良県味噌汁
 奈良県吉野地方で採取される葛粉(くずこ)。吉野葛と呼ばれ古くから良質とされてきました。透明度が高く、粘度が長く保たれるのが特徴です。そして、奈良地方で最初に作ったとされる奈良漬。今回は葛粉と奈良漬という二つの素材を使った味噌汁にします。奈良漬入りの葛餅を作って、味噌汁に入れます。
 和銅3年(710)に平城京が建設され、75年間、古代日本の首都として栄えた奈良。そして今、奈良県では、2010年の平安遷都1300年の記念事業の準備が着々と進められています。味噌汁研究所としても、何かお手伝いできればという気持ちで考えた味噌汁です。
 奈良県味噌汁の作り方 
●材料● (4人分)
奈良漬・・・2〜3切れ
葛粉(くずこ)・・・50g
水・・・250ml
ねぎ・・・適量
だし汁・・・適量
味噌・・・大さじ4 1/3
今回は
「あじわい甘塩合わせ」
を使用しました。
1.葛粉と水を鍋に入れる。刻んだ奈良漬を入れ、強火にし、かき混ぜる。
2.煮立ったら、焦がさないよう弱火にし、弾力がでてくるまでよく練る。
3.火を止め、バットに移し、冷ます。
4.だし汁を作り、沸騰したら火を止め、味噌を溶き入れる。
5.冷ました奈良漬入り葛餅をお椀に入れ、味噌汁を注ぐ。最後にねぎを散らす。
 
できあがり
食べた感想
前川(味噌研顧問)
おいしかったです。葛餅に包まれた奈良漬と味噌汁がちょうど良い具合に混ざって、ごはんがほしくなる味噌汁ですね。
堀内(味噌汁研究所 研究員)
 葛餅のぷるんとした食感がなんともいえない味噌汁でした。奈良漬と味噌汁の相性は良く、奈良漬がまろやかになっていました。
 もっと奈良漬を細かく刻めば、もっと見た目のよい葛餅をつくれたのではないかと反省しています。次につなげます!
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