第22回 滋賀県味噌汁
 こんにゃくと聞いて思い浮かべるのは灰色や白ですよね。でも滋賀県近江八幡のこんにゃくは赤です。見るとびっくりするくらいの赤色で、これは「三二酸化鉄」という鉄分によるものです。なぜこんにゃくを赤くするのか、はっきりした由来はわかってないそうですが、派手好きな織田信長がこんにゃくまで赤く染めさせたという説や近江商人が祭りの山車に飾られる赤紙にヒントを得て考案したという説などがあるようです。きめが細かく、程よいやわらかさとぷりぷりした歯ごたえの赤こんにゃく、近江八幡では普段の食卓、冠婚葬祭に欠かせない食材です。
 そして、丁字麩(ちょうじふ)は四角い形をした麩で、もちもちとした食感と煮崩れしにくいのが特徴です。
 この滋賀県近江八幡の特産品である「赤こんにゃく」と「丁字麩」が今回の味噌汁の具材です。織田信長が大喜びするような派手な味噌汁を作ってみます!
 滋賀県味噌汁の作り方 
●材料● (4人分)
赤こんにゃく・・・1/2個
丁字麩・・・5個
ねぎ・・・適量
だし汁・・・適量
味噌・・・大さじ4 1/3
今回は
「あじわい甘塩合わせ」
を使用しました。
1.赤こんにゃくを水にいれてゆでる。
2.丁字麩は食べやすい大きさに切り、水にひたしてもどす。
3.赤こんにゃくは手綱こんにゃく(ねじりこんにゃく:短冊切りにしたこんにゃくの中央に縦一文字の切り目をいれ、一端を切り目にひとくぐりさせてねじったもの)にする。丁字麩はしぼって水気をきる。
4.だし汁に赤こんにゃくと丁字麩を入れ、ゆでる。
5.軽く沸騰させたら火を止め、味噌を溶き入れる。
4.最後にねぎを散らす。
 
できあがり
食べた感想
前田
丁字麩は大きく、味噌汁をたっぷり吸っているのでおいしく頂きましたが、赤こんにゃくは食べるのに抵抗がありました。 
森永
赤こんにゃくは特別な味がするのかと思ったら、味は普通でちょっとがっかりしました。丁字麩は大きくてしっかりしていたので食べ応えがありました。 
水野
視覚的なインパクトがあるけど、味噌汁自体に具特有の味がつかないので味覚的なインパクトに欠けるかな。麩は味噌汁の味を吸収するからダシの出る具と合わせてみるとより一層美味しくなるのでは!? 
日野
丁字麩はとてもおいしく、おみそ汁にはぴったりだと思いました。赤こんにゃくはレバーのようで、最後までなじめませんでした。次回はみためも味もいいおみそ汁を期待します! 
堀内(味噌汁研究所 研究員)
赤いこんにゃくを見たのは生まれて初めてという私たち、色に圧倒されて赤こんにゃくの食感を楽しむのを忘れてしまいました。赤こんにゃくには大変申し訳ないことをしたと反省しています。
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