その5 ツガニのヒミツ
(ツガニ)
玉島川上流に棲む深緑色のツガニ。産卵のために川を下る晩秋頃から冬にかけてが大変おいしいと言われています。
イワシやアジなどの餌を入れた仕掛け。
塩ゆで、カニ汁、カニ飯などいろいろな食べ方があり、いずれもカニの豊かな風味が味わえます。七山村の秋の風物詩として親しまれています。
一度に、5匹ほどのツガニがかかるそうです。
唐津地方では『ツガニ』と呼ばれていますが、正式にはモクズガニ【藻屑蟹】という名前のイワガニ科のカニです。ハサミの部分に藻屑のようなものが付着しているため、この名前がついたようです。
甲幅は5.5cm。サハリン(樺太)から台湾、および朝鮮半島東部の河川に生息しています。ハサミにやわらかい毛が生えているのが特徴です。
9〜10月になると川を下り、河口域でしばらく海水に身を慣らした後 海に入り、交尾し産卵します。2〜3回幼生を海に放した後、再び川を上っていきます。幼生は1ヶ月ほど海で過ごし、小さなカニになってから河口から次第に上流へと移動します。
産卵のために川を下るカニを捕獲し、食用にします。肉量は多くはありませんが、ゆでて食べるととてもおいしいです。
 ツガニの味噌汁の作り方 
●材料● (4人分)

ツガニ・・・4匹
味噌・・・大さじ4 1/3
みりん・・・適量
砂糖・・・適量
塩・・・適量
醤油・・・適量

元気のいいツガニ。
味噌は、あじわい合わせ味噌を使用しました。
1.よく洗ったツガニを水から火にかけます。沸騰してから入れると、足が取れてしまうので注意。
2.約20分間ゆでます。
3.みりん、砂糖、塩、醤油でお好みの味に調味したあと、ツガニをいったん取り出し、味噌を溶き入れます。
4.できあがり。
 食べた感想 
前田
ツガニの味噌汁なんて普段食べないので、どういう味が一番おいしいのか分かりませんが、口に合えば良いのでしょう!
ツガニのおいしいだしが出て、ほんのりみりんの甘味がきいておいしかった。
宮田
今回もまたまたお碗から具がはみ出てました・・・!
見た目良し!味良し!なんですが、やっぱり食べ辛かった・・o(>_<)o
私、ハシはあまり使いませんでした。
お上品に食べたい人は、身だけ入れるような工夫をされることをお勧めいたします。
ホント味は文句なしなんですから。
岡本
ツガニはゆでたままでもおいしいが、味噌汁のだしとしてとったものもほんのり味噌味がして美味でした。
また、汁も山の自然を感じさせるようなだしがきいて美味しく、2度得した気分です。
お味噌は濃い目がいいかな。
瀬戸
カニが一匹丸ごとお椀に乗っていて、見た目がすごく豪華でした。
味はあっさりで少し塩味が効いていて、具がカニだけでも充分おいしかったです。カニのダシも出てるんでしょうね〜。
ただ、殻が多くて食べにくく、殻の大きさの割には身が少ないのが難点です。
私の出身及び現住所の七山産ツガニなので、機会があれば私も作ってみようかな♪
堀内
とてもおいしい味噌汁でした。香りも良く、「さぁ、食べるぞ!」とやる気になりました。
食べ終わった後は、不思議な満足感を覚えました。
カニっていいですね。
廣渡
ツガニって、形は小さくても味はしっかりカニの味です★
ちっちゃな甲羅に詰まったカニミソまでおいしくいただきました。
残念ながら、ツガニにどんな栄養があるのかは良く分かりませんでした(>_<)今回の味噌汁は、おいしさ重視の味噌汁です。
これからも、具材の開拓に力を注いでいきます★
参考文献  / 食材図典  小学館
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