第42回 宮城県味噌汁
 東北地方の最大の都市、宮城県仙台は、杜(もり)の都とも呼ばれ、緑に包まれた華やかで美しい街です。1601年、仙台藩の初代藩主である伊達政宗によって城下町が作られました。
 赤色辛口味噌の代表格である「仙台味噌」は、伊達政宗が、軍糧として貯蔵性のある味噌を醸造したことが起源といわれています。城内に御塩噌蔵(おえんそぐら)と称する醸造設備を設け、日本最初の味噌の工業生産を行いました。あざやかで光沢のある赤色の米みそで、香味高く、旨味が強いことが特徴です。
 「宮城県味噌汁編」は、仙台の味覚として有名な「牛タン」と日本三景のひとつである松島の名産「かき」を具材とします。400年余りの歴史をもつ仙台味噌が、ふたつの具材の個性をうまくまとめてくれることを期待しています。
 宮城県味噌汁の作り方 
●材料● (4人分)
かき・・・4個
牛タン・・・適量
ねぎ・・・適量
だし汁・・・適量
味噌(味噌汁用)・・・大さじ4+1/3
今回は「仙台みそ」
を使用しました。
※今回使用した牛タンとかきは宮城県のものではありません。
1.牛タンを食べやすい大きさに切って、軽く炒める。
2.湯に牛タンを入れ、アクをとる。
3.かきとかき汁を入れる。
4.具材が煮えたら、火を止め、味噌を溶き入れる。
5.お椀に味噌汁を注ぎ、ネギを散らす。
できあがり
食べた感想
森永
 かきの風味は残っていましたが、個人的には汁にもう少し旨味がほしかったです。具材は豪華なんだけど、みそ汁としてはアンバランスだったかも。 
水野
「具材は特産品のみ」という概念にとらわれずに、今後はゴボウなど、その特産品を引き立てる具材も入れてみては如何でしょうか?
前田(エ)
 牛タンの角切りはちと硬かったですね。仙台味噌を味わうには具材が濃かったような気がします。
前田(ヒ)
 だしは、かきと牛タンでとっただけなのに仙台味噌が効いたのか、汁はおいしかった。
平野
 食材を聞いた時は、高級な物ばかりで一体どんな味噌汁になるのかと期待しましたが‥‥牡蠣の風味はかすかに残っていましたが、タンは硬かったです。仙台味噌はとてもおいしかったです。 
堀内
 調理法がよくなかったのか、具材のよさを引き出すことはできませんでしたが、味噌汁はとてもおいしく、仙台味噌の懐の深さを感じました。
 
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