その8 コチュジャンで味噌汁を作ってみよう!
唐辛子が入ったやや甘い韓国の味噌で、韓国を代表する調味料のひとつ『コチュジャン』。柔らかく炊いたご飯に豆麹(まめこうじ)をつけて発酵させ、粉唐辛子と塩を加えて瓶に入れて熟成させて作ります。少量だけ作るときや、熟成期間を短縮させたいときには、水あめを使うこともあります。
焼肉のたれに加えたり、和え物、チゲ(鍋もの)などの隠し味に使われます。
通常はこんな料理に用います。
ビビンバ丼
鶏と野菜の
   甘辛コチュジャン炒め
タコの辛み鍋
調べてみたところ、韓国には『テンジャンチゲ』という“テンジャン”を用いた味噌汁のようなものがあるそうです。
“テンジャン(甜醤)”は韓国の豆味噌で、煮た大豆を潰して味噌玉(メジュ)を作り、それにカビをつけて塩水に浮かべて作ります。原料が大豆だけなので、米麹や麦麹を使う日本の味噌に比べて甘みがなく、うまみと塩味が勝った味噌です。
本場韓国にもない“コチュジャン”の味噌汁。味噌汁を世界に広げる第一歩として、韓国風の味噌汁作りに挑戦しました。
甜醤など、韓国の発酵食品に関する情報はこちらから
『韓国の伝統的発酵食品の過去と現在』 鄭舜澤先生
 コチュジャン味噌汁の作り方 
●材料● (4人分)
コチュジャン・・・適量
味噌・・・4 1/3
豚肉・・・80g
白菜・・・1/8
とうふ・・・1/2丁
だし(粉末)・・・5g
キムチ・・・お好みで

今回は
研究所秘蔵の麦味噌
を使用しました。
1.材料をそろえる。
2.豚肉を炒める。
3.水を入れ、煮立ったらアクを取り除き、だし、白菜、とうふを入れる。
4.火を止めて、味噌を溶き入れる。
5.お椀に入れ、味をみながらコチュジャンを加える。
上の味噌汁とは別に、コチュジャンだけで
味噌汁を作ってみました。
1.豆腐のみが入っただし汁を作る。
2.お椀にコチュジャンを入れる。
3.(2)にだし汁を注ぐ。
できあがり
 食べた感想 
吉村
企画課の味噌で作った味噌汁一椀に、コチュジャン2g相当を加えて撹拌して食べた。
香りは味噌汁にコチュジャンのほのかな唐辛子様の甘い香りがして好まれた。味は、コチュジャンを入れることにより甘味と辛味が加わり、コクが出てきた。
食べた後は、さわやかな食後感とかすかな辛味が調和され美味しかった。
前田
そのままの味噌汁もおいしいけど、ミヤジマのコチュジャンを入れると味がしまっておいしい。
キムチを入れるとさらにおいしい。
試してみてください!
山下
味噌汁にコチュジャンを入れると、味噌の旨味もありピリッとした味がおいしかった。(チリ鍋風味噌汁かな)
だしだけをとったスープにコチュジャンを入れたほうは、水っぽく、辛いだけで全然おいしくなかった。
宮田
みそを溶いたみそ汁にコチュジャンを入れた方のはおいしかった。
だし汁だけのみそ汁にコチュジャンを入れても・・・おしいくなかった。
辛いもの好きなので、昔からたまにみそ汁に一味こしょうを入れて食べてたので何の抵抗もなくおいしくいただけた。今度はとってもあま〜いみそ汁に挑戦してみたいものだ。
岡本
普通の味噌汁に入れるだけでも美味しいと思ったけど、具を鍋物系にしてみたら、即席チゲ鍋で美味しいかも。
白菜のかわりにキムチを入れて激辛コース・・・
瀬戸
◆ダシだけの場合(コチュジャンスープ?)
ダシがすべてコチュジャン味に変わりました。ダシの味自体が薄味だったので物足りなく感じ、たくさんコチュジャンを追加すると激しく辛くなりました。加減が難しい!
◆コチュジャン味噌汁
具も入って出来上がっている味噌汁にコチュジャンを混ぜて食べました。コチュジャンの辛味ばかりではなく、味噌の味がきちんとついているので変に入れすぎることはなく、ちょうどいい辛さでした。いつもと違うピリ辛味噌汁でしたが結構合うんじゃないでしょうか。
宮島
コチュジャンにはアミノ酸成分が少ないので、これだけで味噌汁(コチュジャン汁)を作ると、旨味が足りないと思います。辛味ばかりが目立ちます。
ふつうの味噌を主にして、それにコチュジャンを足してきれいな赤味が出るくらいにした味噌汁がとてもよかった。白菜と豚肉を具にして、辛みの効いた美味しい味噌汁という組み合わせは合格点です。
堀内
味噌汁+コチュジャンは、辛さもちょうどよくおいしかったです。自分で好みの辛さに調節できたのが良かったです。
だし汁+コチュジャンは辛いだし汁という感じで、残念ながらあまりおいしくなかったです。しかし、体はポカポカあたたまりました。
廣渡
豚肉+白菜+豆腐という、そのままでもおいしい普通の味噌汁にコチュジャンを加えてキムチをトッピングしたら、ちょっとした韓国風鍋のようでした。市販されている鍋スープよりおいしかったかも★いつもは炒め物にしか利用しないコチュジャンの使い道がひろがりました。
コチュジャンにだし汁を加えたものは、これが同じ味噌かと思うくらいにおいしくなかったです。やっぱり、コチュジャンは辛さのための味噌なんだなーと思いました。
これからも、具材の開拓に力を注いでいきます★
参考文献  / 食材図典  小学館
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