レッツ・チャレンジ
第51回目は『かまどでごはん』に挑戦!
前回「ガタリンピック」(2018年6月更新)にチャレンジしてから、ずいぶんと時間が経ってしまいました。この連載のことを忘れていたわけではなく、ときどき思い出しては、フットサルをやってみようか、バンジー飛んでみようかなんて話も出ていました。ただ、チャレンジャーたちの気持ちがひとつになることはなく、時は流れ流れてあっという間に2年半です。
今年はいろいろと大変な年だったので、気持ちが落ち着くような、心があったまるようなチャレンジができたらいいなと思っていたところに、チャレンジャーNから「かまどで新米を炊いてみましょうよ~」とスローライフなお誘いが。
「それ、いいねー」と返して、すんなり「かまどでごはんを炊こう」にチャレンジということになりました。
まずは、お米の研ぎます。たくさん炊いたほうがおいしくなりそうなので、準備したお米は二升(20合)!
銘柄はコシヒカリ、とれたての新米です。玄米から精米しています。
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手首のあたりまで水を入れ、移動式のかまどに釜をセットします。
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薪に火を付けます。火が付いた瞬間、つい歓声をあげそうになりましたが、そこは我慢して静かに拍手です。
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薪をくべながら、火加減を調節していきます。はじめは強火で沸騰してきたら火を弱めます。
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ぼんやりと火を眺めるチャレンジャーN、何を考えているのでしょうか。たぶん何も考えていないのでしょう。
鳥のさえずりと薪がパチパチとはじける音に聞き入りながら、じっと火を見つめていると、何時間でも過ごせそう。
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しかし、時間を忘れたら大変です!
あの有名な「初めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いてもふた取るな」を実践するため、それぞれスマホで調べた知識を披露します。
チャレンジャーN 「米を水につけていたから、ちょっと短めでいいかも」
チャレンジャーE 「中から沸騰した音が聞こえてくるはず」
チャレンジャーM 「泡が出てきたら、弱火にするらしい」
チャレンジャーT 「においがしてきたら、出来上がりが近い」
釜とふたの隙間に鼻を近づけて、湯気の匂いを嗅いでみるものの、かまどから出る煙にかき消されてよく分からない!
そして、チョロチョロもパッパも赤子の泣き声も聞こえない!
どうしよう、どうする、どうする?といいながら、着火から1時間近く経ったし、開けてみようかとなりました。
開け、ふた!
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ふたを開けてみると、一同「んっ?」となりました。
出来上がりの予想というか希望では、真っ白なご飯が広がっているはずでしたが、表面が茶色い・・・
では、中はどうか?ということで、しゃもじですくってみると、中もところどころ茶色い・・・
ではでは、味は?とうことで、まずはご飯そのものを味わいます。
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しっかり噛み締めて。
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あっ!おいしい!
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米の粒がしっかりしていて、噛めば噛むほど口の中に米の甘みが広がります。
「お米だけで充分おいしい、何もいらないね!」で完結してしまったら私たちのお仕事がなくなってしまいますので、少しばかり「お米の美味しい楽しみ方」をご紹介します。
岩下の新生姜カレー
今年、2020年9月に新販売した商品です。“岩下の新生姜”でおなじみの岩下食品さん(栃木市)とのコラボ商品です。
みじん切りにした新生姜がたくさん入っていて、爽やかな風味と食感が楽しめます。大豆ミートを使用した、ヘルシーなキーマカレー風。生姜パワーでぽかぽかになりました。
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餃子の具でまぜご飯の素
日本で唯一の“餃子”協同組合である“宇都宮餃子会”監修の商品です。
宇都宮餃子の具である豚肉、にんにくの芽、キャベツ、ニラ、たけのこが入ったまぜご飯が簡単に出来上がります。
硬めのごはんに程よい感じに調味料が絡んで、にんにくとニラの香りがガツンと効いた、まぜこみご飯になりました。
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「岩下の新生姜カレー」と「餃子の具でまぜご飯の素」について詳しくはこちら
唐津くんち 本醸造こいくち醤油
そして、最後は醤油会社らしく「おしょうゆ」で締めようということになり、七輪を準備して、焼きおにぎりを作ってみました。
醤油を垂らして、こんがりと焼き上げます。
醤油は押すだけ簡単!使う分だけ注げるボトルの「唐津くんち 本醸造こいくち醤油」を使用。
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白ごはん
↓
カレー
↓
まぜご飯
の3連米でおなかいっぱいでしたが、醤油の香ばしい匂いにつられて、パクっと食べてしまいました。
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チャレンジャーO「こんなに美味しいご飯は生まれて初めて。日本人に生まれてきて良かったー」
チャレンジャーE「かまどで炊いたご飯を食べるのは初めてでしたが、美味し過ぎてどんどん食べてしまいました。かまどでご飯は食べすぎ注意です!! 」
チャレンジャーT「非常においしくできましたが、想像以上に焦げていました・・・。途中で火を強めたのが原因かもしれません。来年もう一度チャレンジさせてください!」
チャレンジャーN「もっと美味しいご飯が炊けるようになりたい!お米もついでに来年作っちゃおうかな?」
次回は米作りにチャレンジ!?
2020年12月