虹の松原の松葉かきを実施しました。
宮島醤油では松葉かき、除草、清掃作業を行う「虹の松原 再生・保全活動」に取り組んでいます。2011年から年に2回のペースで定期的に活動しています。
2017年11月19日(日曜)、第14回虹の松原松葉かきを実施しました。宮島醤油の従業員とその家族に高校生が加わり、約160名が参加しました。
活動内容
松葉以外のもの(倒木、小枝、松ぼっくり等)を拾い集めます。
松葉をかいて、集めて運びます。
コケや草も除去します。
松葉で覆われていて見えなかった白い砂が、清掃後には見えるようになりました。
松葉かき前
松葉かき後
終了後、みんなで記念撮影
「虹の松原 再生・保全活動」について
「虹の松原 再生・保全活動」は、NPO法人唐津環境防災推進機構KANNE(かんね)と虹の松原保護対策協議会の主催で行われています。
この活動に登録した町内会、学校、会社、個人などは、割り当てられた区域の松葉かき、除草、清掃を定期的に行います。
この活動に登録した町内会、学校、会社、個人などは、割り当てられた区域の松葉かき、除草、清掃を定期的に行います。
活動の目的
虹の松原は自然の森ではありません。約400年前、海岸の農業とくらしを守るために潮風と乾燥に強い松が植樹されてできた人工林です。
昔は松葉が家庭の燃料として利用されていたので松葉かきが行われていました。ところが、近年の生活様式の変化で松葉の採取が行われなくなりました。
昔は松葉が家庭の燃料として利用されていたので松葉かきが行われていました。ところが、近年の生活様式の変化で松葉の採取が行われなくなりました。
大量の松葉が落ちることで、土地が富栄養化し、雑草や広葉樹が茂るようになったため、松が弱っています。松に代わって育った広葉樹林は潮風や乾燥に弱いので、このままでは海岸防風林全体が滅んでしまいます。
そこで、白砂青松の松原に戻そうと、みんなで力をあわせて松葉かきや除草を行います。