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私の似顔絵
(辛亥新春、昭和58年に
描いてもらいました。) |
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会長コラムへようこそ。
一日は、朝食からはじまる。
この頃の若い人たちには、朝食を摂らない人が多い。朝は、脳が活動する為に必要なブドウ糖が不足している。朝食を摂らずに、仕事・学校に行くと空腹感から集中力が欠けて“キレる”原因となる。
“食育”が叫ばれている中、「みんなで考える朝食運動」がはじまった。 |
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平成17年10月29日(土)午前10時晴れ。 |
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温泉施設もある「桜楽館」 |
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穏やかな陽光を浴びながら収穫を終えた農道を横切り、佐賀県のほぼ中心に位置する「小城市」の健康福祉センター、桜楽館(さくらかん)へ向かう。スマートな建物である。 |
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今日は、このセンターで「第1回みんなで考える朝食教室」が開催される。主催は、社団法人 栄養改善普及会、協賛 醤油PR協議会・・・ということで、醤油への理解を深める機会を与えていただく。 |
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挨拶、しょうゆの講話、栄養改善普及会の先生による調理実習、質疑応答、朝食の試食会・・・というスケジュールである。 |
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「元気のでる朝食運動」の詳細についてはこちらへ↓ |
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(社)栄養改善普及会ホームページ |
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「元気の出る朝食運動」料理教室 |
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主催: |
社団法人 栄養改善普及会 |
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協賛: |
醤油PR協議会 |
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日時: |
10月29日(土)10:00〜13:00 |
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場所: |
小城市 健康福祉センター |
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調理指導: |
平 和子氏 |
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参加者: |
30名(うち男性4名) |
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どんな教室になるのかちょっぴり不安と興味が交錯する。集まって来られたのは、主に主婦の皆さんだったが、男性・・・中高年の方4名。お尋ねすると、お互い知人だが今日は偶然一緒になられたとの事、いずれも料理に関心のある方々だった。 |
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いよいよ料理教室のはじまり |
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この朝食教室の目的は、 |
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「欠食が目立つ若年層を中心に、食生活を見直すきっかけとして、一日の生活に朝食がなぜ必要なのかを考え、簡単で美味しい醤油を使った朝食と、バランスの良い食べ方を提案、普及する。」 |
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ことである。 |
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まずもって、協賛の佐賀県味噌醤油醸造協同組合 理事長が挨拶、引き続いて佐賀県醤油協業組合の高橋工場長が、「醤油の価値の訴求」と題する講話を担当する。 |
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高橋工場長の
「醤油の訴求」と題する講話 |
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醤油、醤の字の酉は酉=醸造のカメの意。 |
醤油の種類、原料、製造工程・・・製品までを説明。小麦、大豆・・・塩・・・諸味をそれぞれ手にとって頂き、実感を味わってもらう。 |
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さらに、醤油の賢い使い方、保存の方法等を説明。引き続き活発な質問を頂く。 |
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続いて、栄養改善普及会の
佐賀県リーダー平 和子先生の講話。 |
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栄養3色運動について |
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クリックすると詳細が
ご覧になれます。 |
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黄色の食品 |
: |
穀物、いも、油脂、砂糖 |
緑色の食品 |
: |
野菜、海草、果物 |
赤色の食品 |
: |
魚、肉、豆製品、卵、乳製品 |
赤、黄、緑のバランスを大切に!
朝食を十分にとって、元気を出しましょう。 |
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(社)栄養改善普及会
佐賀県リーダー
管理栄養士
平 和子先生 |
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早速、調理の実習へ、今日の献立は、 |
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御飯は、米と麦を入れよう・・・勿論佐賀県産。汁はお味噌汁、うすめで具を多く。おかずは、巣ごもり卵、切り干し大根炒め煮、トマトとオクラのしょうゆ和え。 |
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レシピはここから開けます。 |
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そして配膳は、 |
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事前に、前日から下拵えをしておくと楽ですよ、“だし”は多めにとって保存し、使ってくださいね、等など。 |
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皆さん、手際よくエプロンを着けられ、いそいそと調理室へ。「男性の方、4〜5台の調理台がありますから、分散してくださいね・・・」など、先生はテキパキと指示され、和気藹々とした雰囲気が漂う。 |
私たち、不調法な男性は、見学しながら、料理の出来上がりを待つ。 |
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先生の配膳の説明を聞きながら、昭和12〜13年、小学2〜3年頃だった頃、生家の朝の食卓が蘇ってくる。 |
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御飯は、麦が混じっていた。汁は麦味噌のみそ汁(豆腐か野菜)、それにメザシ、漬物が定番。冬になり、寒い休日には、芋粥をフーフーとすする。兄姉、弟妹・・・8人円卓(ちゃぶ台)を長幼の順に囲んで、監督はおふくろ、お手伝いさんの給仕でワイワイ ガヤガヤ、壮観である。終われば一斉にランドセルを背負って飛び出し学校へ。 |
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こんな想いに耽っていると、昼食の時間になる。出来たての“朝食”が準備される。 |
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“ワァーおいしい。” |
日頃、少食の私だが、あっという間に食事が終了。 |
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その後も、 |
元気の出る朝ご飯 |
「今度、醤油の工場を見学に行きますよ」 |
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「どうぞ、どうぞ。お待ちしてますよ」 |
「開栓後はどれ位まで味は変わりませんか」 |
「さしみ醤油の作り方は・・・」等と質問が飛び交う。 |
何とも楽しい料理教室だった。 |
和気藹々の
“みんな”での食事風景 |
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参加された主婦 西山登喜子さんから、お礼とありがたい感想文を頂いた。 |
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グッドタイミング!情報が向こうからやってきてくれた。朝食をテーマにした料理講習会のお話を頂いたのだ。 |
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長年高血圧と尿酸値の高かった主人がとうとう痛風を発病してしまったのだ。それを機に、我が家は食生活の見直しをしている最中だった。野菜中心の食事は子供たちには不評だが、仕方ない。あと、これもなんとかしないとね と言っていたのが、朝食だった。実は私たちは朝食をとらない。子供たちには朝食は基本よ!なんて言いながら、自分たちはたまに味噌汁を飲むくらいだった。願ってもないチャンスだ。講師の平先生のお話によると、朝食を食べるとパワーがでます。一日がんばれます。とのことだ。翌日からご飯を食べてみた。なんと思いもかけないことに、しっかり朝をとれば、10時のおやつがいらない!したがってお昼がなおおいしい!もちろん仕事もいつもよりできるような・・・気がした。主人は朝しっかり食べると昼もしっかり食べれるそうだ。食欲が増すと言っている。もちろん体重管理も大事なので野菜多目のお弁当だ。これも先生が、お弁当の下準備は前の日に洗い物をしながらやっとけばいいですよ、とお話してくださった。ほうれん草や卵を茹でたり、ちょっとがんばればかぼちゃの煮物もできる。講習会で習ったトマトとオクラを生醤油で和えた物は我が家の定番になりそうだ。もちろん帰りには干しえびと麦を買って帰った。 |
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もうひとつ、いいことを教えてもらった。私のつくる味噌汁はおいしくないと家ではいっこうに不評で、子供たちは頂いたインスタントの味噌汁をおいしいおいしいといって飲んだ。これは果たしてホンモノと比べて栄養があるのかどうか、疑問に思っていた。高橋工場長に質問したところ、今のは技術が発達して、栄養的にはそうかわらないとのこと、安心した。たまには我が家でも解禁しよう。 |
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独身のころ、実家の母から結婚するということは、三度三度の食事をつくることよ、と言われた。なるほどなと思う今日この頃である。さて、明日もおいしい朝食をつくろう! |
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皆さま、御協力ありがとうございました。 |
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