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「唐津焼手びねり作陶体験」は成形から絵付けまで二時間3,150円のコースです。
手びねり:陶器の成形に際し、轆轤(ろくろ)や型を使わずに手で粘土をこねて作ること。また、そのようにして作った陶器。手捏(てづく)ね(大辞泉より)
この量の粘土で2つまでだったら何をつくってもいいそうです。 |
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手ろくろの上で作ります。 |
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1つ目は湯呑みを作ることにしました。
まずは土台を作ります。適量を手にとり、丸めて手ろくろの上に置きます。手のひらの下半分で粘土を叩き、1センチ位の厚さにします。 |
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手ろくろをまわしながら、ヘラで粘土に円を描きます。ヘラの位置をしっかり固定しないと、綺麗な円が描けません。湯呑みであれば内側から2番目、皿であれば3番目の線を円の大きさの目安にします。 |
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円に沿ってヘラで粘土を切り取ります。 |
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両手で粘土を転がし棒状にした後、台の上でさらに細くします。手をジグザグに動かすと太さが均等になりやすいそうです。 |
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「難しい作業だから、うまくいかなくても気にしなくていいですよ」ということなので、適当にこねて細くします。 |
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細く棒状にした粘土を土台の少し外側にぐるっとのせます。まずは外側、次に内側の表面をならしながらくっつけます。底の部分ができました。 |
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筒の部分を作ります。棒状の粘土をのせて、くっつけてというのを繰り返して高くしていきます。 |
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焼くと全体が縮むらしいので、大きめに作ります。湯呑みらしい形になってきました。 |
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成形が終わったら、切糸で手ろくろから切り離します。 |
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2つ目はお椀を作ることにしました。 |
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湯呑みと違って、お椀は高くなるほど外に広がっていくので、形を整えることがとても難しいです。 |
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少し歪んでいますが、いじればいじるほど形が崩れてくるような気がしたので、適当なところで切り上げることにしました。最後に縁の部分を切り落とします。 |
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絵付けを行います。鉄を酸化させたものでこの時は赤茶色ですが、焼くと黒になるそうです。 |
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特に何も考えていなかったので、その場の思いつきで描くことにしました。 |