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Mが挑戦するのは「生花(しょうか)」の三種生けといわれるもので、今回はりょうぶ、ユリ、ガマの三種類の花を生けます。かろうじて、ユリの名前だけはわかります。
生花の基本的な形は、花器と真(しん)・副(そえ)・体(たい)の三つの役枝によって構成されています。真は上方中心へ立ち伸びます。体は、真より少し前方へ低く挿し、副は、奥行きを示すように、真の曲がりに添って伸びながら、後方へふり出します。
生花は床の間に飾ることが多いそうです。 |
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Hは「自由生」。材料は、ネギ(?)、タンチョウリイキ、ストレリア、バラ、カスミソウです。知っている花の名前は少ないのですが、バラとカスミソウはわかりました。まずは、先生に活けてもらいました。さすが、この道50年のベテランです。あっと言うまに終わりました。時間にして5分。
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水を吸い上げやすいように茎の表面を剥がします。 |
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この時期、花は枯れやすいので葉はなるべく少なくし、水の中で茎を切ります。この技法を「水切り」といいます |
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最初はHの自由花。
さあ、お手本を思い出しながら始めます。 |
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だんだん、形になってきました。 |
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自由花は玄関に飾るのに向いているそうです。パッと玄関を明るくしてくれます。 |
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でき上がりました。思ったよりきれいにできたと自分では満足していたのですが、先生が生けられたものと比べるとぜんぜん違います。広がりが無く、こじんまりとまとまりすぎているとの事。
カスミソウをもっと手前に生けることで奥行きができ、正面から見た時にも涼しげに見え見栄えが良いらしいです。
早速、やり直しです。 |
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そして、次はMの三種生けです。
まずは、りょうぶを生けます。力が入りすぎて、指を剣山に突き刺してしまいました。 |
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真はまっすぐ、副は左肩、体は右肩くらいの広がりを持たせないといけないのですが、下ばかり向いて生けていたので、なんとなくバラバラになってしまいました。
副の枝が出ている空間を「陽方(ようかた)」、体の方を「陰方(いんかた)」と呼びます。 |
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最初から完成形を思い浮かべて、それに近づけるように生けていくといいものができそうな気がしました。 |
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身近に花があると心が落ち着きます。なるべく、花を活ける努力をしたいと思いました。
お土産に花合羽(はなガッパ)を頂きました。
ありがとうございました。
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