恐いもの知らずのチャレンジャーが、様々なことに挑戦するこの企画。
いろいろな経験を通して、2人のチャレンジャーが
大きくなっていく様子を見守ってください。
  
チャレンジャーM
勤続6年目の27歳
  
 
チャレンジャーN
勤続3年目の24歳
第25回目は『マラソン』に挑戦!
 2007年5月27日(日)、汗ばむ陽気の中、『唐津虹の松原ファミリーマラソン:3キロコース』に出場し、新メンバー「チャレンジャーN」 と共に、虹の松原の中を爽やかに駆け抜けてきました。
 
日本三大松原の一つである“虹の松原”
レッツチャレンジ第6回では「きのこ狩り」も体験しました。
  
 思い起こせば、学生時代(小・中・高)、マラソンは最も苦手な種目で、やっと卒業できて、二度とかかわることもあるまいと思っていました。しかし、子どもの頃、いやだったことでも大人になってやってみると案外楽しいことってありますよね。マラソンもそうなるといいなと思い、出場を決意したのは2ヶ月前。
 10、5、3、2kmの4つのコースがあり、一番短い2kmコースに出場したかったのですが、2kmコースはタイム計測をしないそうなので、3kmコースを選択しました。タイムがどうこう言えるレベルではないのですが、一応、出場するからには記録があったほうがいいですよね。
 普段、運動とは無縁な生活をしているので、いきなり走るのは危険!ということで、少しずつトレーニングして本番にそなえます。スポーツクラブに通い、まずは歩くことから始めます。しばらくしたら慣れてきたので、走ってみることにしました。ランニングマシーンを時速9kmに設定し、走り出しました。すると、1kmもしないうちに、息はゼーゼー、体はふらふらになり、途中で止めてしまいました。速すぎたのかなと思い、次は時速7kmに設定しました。すると、なんとか3km走り続けることができました。本番もこの調子でゆっくり走ります。
 
今年で第22回を迎える「唐津虹の松原ファミリーマラソン」。
申込者総数1,699名。10kmコースが一番多く、926人。私たちが申し込んだ3kmコースは126人でした。
練習ではずっと室内を走っていたので、外を走るのは今日がはじめて。
パンフレットとTシャツ、タイム計測タグつきのゼッケンを受け取りました。
開会式。
インストラクターにの動きに合わせて、ウォーミングアップ。
松原の中。
松が陽射しを遮ってくれるので、日陰も多く、涼しそうですが、風もあまり通さないので、実はけっこう暑いらしいです。
午前10時、10kmコースのスタート。約1,000人の人が一斉に走り出します。
午前10時半。3kmコースのスタートです。約120人のうち半分以上が小学生で、最前列に並んでいます。私たちは、そのちょっと後ろでスタートの合図を待ちます。5分前、3分前、1分前、30秒前とコールされ、徐々に緊張が高まります。

←スタート直後のN。
←スタート直後のM。
まだ元気。
←ゴール直前のN。
記録は17分36秒。3km中学生以上女子25名中13位。ちょうど真ん中です。

周りのペースに惑わされて、練習より速いペースで走ってしまいました。でも、途中で速度を落としたら、余計につらくなりそうだったので、最後までその速さで走ることにしました。(N談)

←ゴール直前のM。
疲労困憊。
記録は22分34秒。3km中学生以上女子25名中25位。最下位・・・・
1位は14歳、10分55秒でした。年もタイムも私のほぼ半分ですね。

最初から最後までゆっくり走りました。ゴールした瞬間は「やっと終わったー」という気持ちでいっぱいでした。

走り終わってからは、テントで休憩しながら、表彰式の様子を眺めていました。表彰式が終わると、抽選会がはじまり、賞品と名前がアナウンスされます。
ぼんやり聞いていると、
「これで、最後!特賞は唐津市 Nさん!」
「エーーーッ!」と驚きつつ、賞品を受け取りに走っていくN。

地元、唐津新聞社の取材を受け、翌日の新聞に「早起きして頑張って走った甲斐がありました」と写真つきでコメントが掲載されました。



2007年5月28日(月)掲載
唐津新聞社より提供
完走した喜びと賞品が当たった驚きで興奮状態のまま、会場を後にしました。
いい思い出もできて、マラソン、結構楽しかったです。続けるかどうか、来年も出るかどうかはじっくり検討したいですね。